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阪部が教えるマド断熱工事の助成金|2026年・国と東京都を深掘り

阪部が教える2026年のマド断熱工事助成金。窓単価、対象経費、併用調整を解説
01 窓の単価建物・工法・性能・サイズ
02 対象経費値引き後の税抜明細
03 併用調整上限比較・端数処理

こんにちは。江戸川区の株式会社サカベ、阪部祐一です。

窓の断熱工事を考えるとき、「国と東京都を併用できる?」「半額になる?」「見積りのどこを見ればいい?」と迷うことはありませんか。

今回は「わが家では、いくら補助を受けられるのか」を知るために、2026年度の計算方法を順番にご説明します。窓の種類を比べたお見積り例と図解を交えながら、補助金を利用するときに知っておきたいポイントをご紹介します。

1.国と東京都の補助金は、一緒に使える?

国の「先進的窓リノベ2026事業」と、東京都の「令和8年度 既存住宅における省エネ改修促進事業」は別の制度です。都内の対象住宅では、条件を満たせば一緒に利用できます。ご自宅やご希望の窓が対象になるかどうかは、サカベがお見積り時に確認します。

国の住宅の補助上限は1戸100万円。東京都の通常断熱窓・ドアの戸別改修は、窓とドアの合計で1戸200万円が上限です。都の断熱防犯窓を含む工事や管理組合による全体改修には別の扱いがあるため、この記事の計算とは分けて確認します。

上限額は、どの住宅でも受け取れる金額ではありません。 実際には対象となる窓ごとの単価を積み上げます。国の制度概要東京都の実施要綱

2.東京都の「1/2相当」は、どう読む?

東京都の令和8年4月版リーフレットは、窓・ドアについて、サイズと性能に応じた単価を「1/2相当額」と説明しています。実際の計算は、対象製品の性能・大きさに応じた助成単価の合計です。

したがって、「工事代金の半分が必ず戻ってくる」という意味ではありません。ご希望の窓に決められた金額を合計し、国の補助金との組み合わせや対象となる工事費を確認して、受け取れる見込み額を計算します。都のリーフレット実施要綱 第4・4

3.わが家の補助額は、何で変わる?

  • 工事の種類:内窓設置、外窓交換、ガラス交換など。
  • 建物の種類:戸建住宅か集合住宅か。国の内窓単価はここでも変わります。
  • 窓の性能:対象製品としての登録と性能区分を確認。
  • 窓の大きさ・数:面積区分と実際の設置数を確認。

同じ「Low-Eガラス」という名前でも、組み合わせや仕様で対象条件が変わります。サカベでは、補助対象として登録されている製品か、必要な性能を満たすかを確認したうえでご提案します。

Sグレード内窓・1窓あたりの単価例

サイズ 面積 国・戸建住宅 国・集合住宅 東京都
特大 4.0㎡以上 76,000円 83,000円 82,000円
2.8㎡以上4.0㎡未満 52,000円 57,000円 65,000円
1.6㎡以上2.8㎡未満 34,000円 37,000円 44,000円
0.2㎡以上1.6㎡未満 22,000円 24,000円 28,000円

この表は内窓のSグレードの例です。他の性能区分や外窓交換には、それぞれ別の単価があります。ご自宅に合う窓と補助額は、お見積りでご案内します。国の内窓単価都の単価表

4.国と東京都を併用するときの計算

東京都の助成額を計算する流れ

通常断熱窓の戸別改修で、同じ工事に国の補助金を併用する場合は、都の助成額について次の3つを比べます。

比較する金額 内容
A:都の単価合計 性能・サイズ別の単価を、対象窓の数だけ合計
B:制度上限 通常断熱窓・ドアの戸別改修は合計200万円/戸
C:併用できる残額 都の助成対象経費 − 同じ対象経費に対する国等の補助額

A・B・Cの最も低い額を採用し、都の交付額は1,000円未満を切り捨てます。 区市町村の補助金も利用する場合は、さらに調整が必要になることがあります。サカベでは、それぞれの制度の条件と上限を確認し、国と都を合わせた補助見込み額をご説明します。実施要綱 第4・4

図解:同じ窓単価でも、併用調整が変わる

条件を設定した国と都の補助金計算例

以下は仕組みを説明するためのモデルです。特定のお客様の対象経費・交付額ではありません。国492,000円、都の単価合計617,000円、他の補助金なし、通常の戸別改修として比較します。

手順 対象経費1,200,000円のモデル 対象経費1,050,500円のモデル
国の補助額 492,000円 492,000円
都の単価合計A 617,000円 617,000円
対象経費−国=C 708,000円 558,500円
都の額(上限比較・端数処理後) 617,000円 558,000円
国と都の合計 1,109,000円 1,050,000円

右のモデルでは、併用できる残額が単価合計を下回るため都の額を調整し、最後に500円を切り捨てています。「単価合計」と「交付見込み額」を分けて見る理由は、ここにあります。

5.工事代金のすべてが、補助の対象になる?

東京都の対象経費は、対象設備の材料費と、設置と不可分の工事に必要な経費が基本です。値引き後の税抜額で整理し、消費税・諸経費は含めません。

お見積りの項目 補助対象の考え方
窓製品・取付工事 対象となる窓と、その取付けに必要な費用
ふかし枠など 対象窓を取り付けるために必要な部材も対象になり得ます
製品の搬入・運搬 対象製品を運ぶ費用と、廃材を運び出す費用では扱いが異なります
既存建具の解体・撤去 取り外す作業と、廃材の搬出・処分では扱いが異なります
副資材など 工事の内容によって扱いが異なるため、サカベで内訳を確認します
諸経費・申請代行費・消費税 対象経費から除外

例えば、税込のお見積り総額には、補助対象に含まれない消費税や諸経費も入っています。そのため、見積総額だけでは補助金を正しく計算できません。サカベでは、対象となる費用を確認し、補助見込み額とお客様のご負担額を分けてご説明します。交付要綱 第5条対象経費・対象外経費一覧

6.実例:和室のガラスを変えると、補助額も変わる?

和室のガラスを比べた補助単価の例

戸建住宅の和室で、「和紙調ガラス・荒間格子付き」と「一般の型ガラス」を比べたお見積り例をご紹介します。どちらも幅1,610mm×高さ1,770mm、性能区分はSグレードの内窓です。

面積は1.610×1.770=2.8497㎡。この窓は「大」の区分となり、両案とも国52,000円、東京都65,000円という単価です。ガラスの意匠や製品価格が変わっても、工法・建物区分・性能・サイズが同じなら、単価が変わらないことがあります。

同じ見積の工事全体は、Sグレード内窓11窓とAグレード外窓カバー工法1窓。単価を分けて集計すると次のとおりです。

工事・区分 国の単価合計 都の単価合計
内窓S・特大 1窓 76,000円 82,000円
内窓S・大 2窓 104,000円 130,000円
内窓S・中 4窓 136,000円 176,000円
内窓S・小 4窓 88,000円 112,000円
外窓カバーA・大 1窓 88,000円 117,000円
合計 12窓 492,000円 617,000円

この表は、窓ごとに決められた補助単価を合計した、お見積り段階の試算です。国と都の金額をそのまま足した額が、必ず受け取れるわけではありません。 対象となる工事費や併用条件を確認したうえで、お客様のご負担額をご案内します。国の外窓カバー工法の単価

7.マンションは建物区分と取付け方も確認

次は、マンションで大きな内窓2窓と小さな内窓2窓を取り付けるお見積り例です。この例では、取付けに必要な奥行きを確保する「ふかし枠」と補強部材も使用します。必要な部材は、現地調査で窓枠を確認してご提案します。

この4窓をSグレードの集合住宅区分で計算すると、国は57,000円×2+24,000円×2=162,000円、都は65,000円×2+28,000円×2=186,000円です。これも併用調整前の単価計算例で、実際の交付額・自己負担を示すものではありません。

窓数が同じでも、国の補助単価は戸建住宅とマンションで異なります。マンションでは管理組合などへの申請・承認が必要な場合もあります。窓枠の奥行きやカーテンへの影響も含め、工事前に一緒に確認しましょう。

8.実際に支払う金額は? 補助金はいつ受け取れる?

補助金を受け取った後の実質的なご負担は、税込の工事総額 − 国の補助金 − 東京都の助成金で考えます。区市町村の補助金も利用できる場合は、その金額と併用条件を合わせて確認します。

補助金を差し引いたご負担額と、工事の際にお支払いいただく金額は異なる場合があります。補助金の受け取りより先に、工事代金のお支払いが必要になる場合があるためです。お支払いの時期と補助金の受け取り時期は、お見積り時にご説明します。

お見積りに記載する補助額は申請前の見込みで、最終的な金額は審査を経て決まります。ご契約前に、補助見込み額・ご負担額・お支払いの流れを一緒に確認しましょう。

9.補助金を利用したいときは、ご契約前にご相談ください

東京都は原則、事前申込の受付後に設備設置の契約・施工を行うことが条件です。令和8年4月1日~6月30日の契約等には特例がありますが、これからの相談では契約前に手続きの流れを確認しましょう。

国の交付申請は登録された窓リノベ事業者が行います。国は原則として1申請の補助額5万円以上、住宅1戸100万円が上限。対象期間や予算による締切もあるため、ご希望の時期に間に合うよう、サカベが採寸から工事・申請までの日程をご案内します。国の要件都の申請案内

写真から、ご自宅の窓を一緒に確認します

窓全体、室内側の窓枠、カーテン周辺の写真と、「戸建てかマンションか」「寒さ・暑さ・結露などのお困りごと」をお知らせください。ご希望に合わせて、製品・施工方法・助成制度を整理します。

江戸川区で40年以上の株式会社サカベが、現地調査から施工・補助金申請の相談まで対応します。

公式LINEで窓の写真を送る電話03-5879-4366会社・阪部祐一の紹介マド本舗SaKaBe

※2026年9月17日時点の制度に基づく解説です。単価合計は併用調整前の金額で、交付決定額ではありません。対象製品・工事・申請条件・予算状況等により結果が変わります。

掲載している金額は、窓の仕様に基づく試算や、条件を設定した計算例です。ご自宅の補助額は個別のお見積りでご案内します。

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