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【江戸川区】サッシのカバー工法って何?住宅用・ビル用・はつり工法の違いと補助金

既存の窓枠に新しいサッシを取り付けるカバー工法とはつり工法の比較

日本一わかりやすい!サカベの「〇〇って何?」シリーズ

「窓を新しくしたいけれど、壁まで壊す大工事は避けたい」

そんな窓リフォームで多く採用されているのが、サッシのカバー工法です。

ただし、同じカバー工法でも、戸建住宅で使う住宅用サッシと、マンション・店舗・学校・オフィスなどで使うビル用サッシでは、商品・施工方法・求められる性能が異なります。

今回は、住宅用とビル用の違い、従来のはつり工法との違い、断熱効果、補助金・助成金まで、株式会社サカベが写真と図解で分かりやすく解説します。

まずは30秒で結論

サッシのカバー工法とは、古い窓枠を残して新しい窓を取り付ける工法です

既存窓のガラスと開閉する障子部分を取り外し、壁に固定されている古いサッシ枠は残したまま、その上から新しい窓枠をかぶせて取り付けます。

  • 外壁や室内壁を大きく壊さずに窓を交換できる
  • 工期を短縮しやすく、騒音・粉じん・廃材も抑えやすい
  • 開閉不良・すきま風・暑さ・寒さなどを改善できる
  • Low-E複層ガラスなどの高性能窓へ交換できる

※工事時間や効果は、窓の大きさ、既存枠の状態、建物構造、採用商品、ガラス仕様によって異なります。

仕組みを図解

サッシのカバー工法はどうやって施工する?

既存の障子を外し、古い窓枠を残して新しいサッシ枠をかぶせるカバー工法の手順
カバー工法の基本手順(工法イメージ・サカベ作成)
STEP 1

古い障子とガラスを外す

開閉する窓とガラスを取り外します。壁に固定されている既存のサッシ枠は残します。

STEP 2

下地と新しい枠を取り付ける

既存枠の状態や水平・垂直を確認し、必要な下地材と新しい窓枠を固定します。

STEP 3

防水処理をして窓を入れる

既存枠との間を適切に防水・気密処理し、新しい障子とガラスを建て込みます。

カバー工法の一番のポイント

壁の中へ入り込んでいる古い窓枠を無理に撤去しないため、外壁や室内の内装への影響を抑えながら、窓全体の性能を新しくできます。

メリットだけではありません

カバー工法のメリットと注意点

カバー工法のメリット

  • 外壁や室内壁を大きく壊さない
  • 工事期間を短縮しやすい
  • 騒音・粉じん・廃材を抑えやすい
  • 住みながら工事しやすい
  • 窓の開閉性能や気密性を改善できる
  • 断熱・防音・防犯性能を高められる

知っておきたい注意点

  • 新しい枠を重ねるため開口が少し狭くなる
  • 窓の下枠に段差ができる場合がある
  • 既存枠の状態によって施工できない場合がある
  • 窓以外が原因の雨漏りは解決できない
  • 採寸・下地・防水処理の精度が重要
  • 建物に合った商品選定が必要

阪部のひとこと

カバー工法は「古い枠の上から新しい枠を付ければ完成」という単純な工事ではありません。

既存枠の形状、ゆがみ、腐食、排水経路、取付下地を確認し、雨水を建物内部へ入れない納まりを考えることが重要です。

断熱性と補助金

カバー工法で窓の断熱性はどう変わる?

古い住宅やマンションでは、熱を伝えやすいアルミサッシと1枚ガラスが使われていることがあります。

カバー工法なら、ガラスだけでなく、窓の開閉部分と新しいサッシ枠をまとめて交換できます。Low-E複層ガラスや断熱性能の高い窓を選ぶことで、窓から出入りする熱を抑え、住まいの快適性向上が期待できます。

高断熱窓が冬の暖房熱と夏の日射熱の出入りを抑えるイメージ
冬と夏の断熱・遮熱イメージ(サカベ作成)

暖かさを逃がしにくい

窓から逃げる暖房の熱を抑え、窓際の冷えや冷たい空気の流れを軽減しやすくなります。

外からの熱を抑える

遮熱タイプのLow-E複層ガラスなどを選ぶことで、日射熱の侵入を抑え、冷房効率の向上が期待できます。

結露

表面結露を軽減

室内側ガラスの表面温度が下がりにくくなるため、古い1枚ガラスと比べて結露を軽減しやすくなります。

※断熱・遮熱・結露軽減の効果は、採用する窓とガラスの仕様、建物の断熱性能、室内の温度・湿度、換気状況などによって異なります。結露が完全になくなることを保証するものではありません。

2026年の窓リフォーム

高性能な断熱窓への交換は、補助金・助成金を利用できる場合があります

国と東京都の制度を利用できる可能性がある高断熱窓リフォームの対象確認イメージ
補助制度の利用には、製品・工事・申請条件の確認が必要です(サカベ作成)

2026年の国の「先進的窓リノベ2026事業」では、性能基準を満たす対象製品を使用した外窓交換のカバー工法・はつり工法が、補助対象工事として設定されています。

東京都内の住宅では、条件を満たすことで、東京都の高断熱窓に関する助成制度も利用できる可能性があります。

国と東京都の制度を併用できる場合もあるため、窓の見積りを作る前に、両方の対象条件を確認することが重要です。

工事をすれば必ず補助対象になるわけではありません

  • 登録された対象製品であること
  • 必要な断熱性能を満たしていること
  • 建物の種類・窓の大きさ・工法が条件に合うこと
  • 契約・事前申込・工事時期などの要件を守ること
  • 申請時に制度の予算が残っていること

阪部のひとこと

補助額だけを見て商品を決めるのではなく、既存サッシの状態と建物に合った工法を選ぶことが先です。

サカベでは、住宅用・ビル用の判断から、対象商品の選定、国と東京都の制度確認、補助金申請までまとめてサポートします。

ここが重要

住宅用とビル用のカバー工法は何が違う?

「住宅用」と「ビル用」の違いは、窓の大きさだけではありません。建物構造、設置高さ、風圧、水密性、気密性、防火性能、既存サッシの形状などを確認し、建物に適した商品と施工方法を選びます。

戸建住宅用とマンションやビル用のサッシカバー工法の施工条件比較
住宅用・ビル用カバー工法の施工イメージ(生成画像)
比較項目 住宅用カバー工法 ビル用・マンション用カバー工法
主な建物 木造戸建住宅、低層住宅など RC造・S造のマンション、店舗、学校、事務所、一般ビルなど
代表的な商品例 LIXIL「リプラス」など リプラス マンション用、PRESEA-H・RF、SAMOS-H RF、PRO-SE・RF/RFSなど
重視する内容 断熱性、使いやすさ、短工期、室内外の仕上がり 耐風圧性、水密性、気密性、階数、開口寸法、外観、防火条件
製作方法 現場採寸後、商品の対応範囲内で製作 現場ごとの条件と要求性能を確認して設計・製作
工事計画 1窓単位・1戸単位で行いやすい 足場、搬入経路、周辺安全、テナント・居住者対応なども検討
事前承認 所有者の判断で進められることが多い 分譲マンションでは管理組合の承認が必要になることが多い
「3階建てだから住宅用」「大きい窓だからビル用」とは限りません

建物の階数や窓の大きさだけで判断せず、既存サッシの種類、建物構造、設置高さ、必要性能、防火条件などを現地で確認して決定します。

住宅用の代表例

LIXIL リプラス

古い窓枠を残して新しい窓を取り付ける、住宅向けのリフォーム専用窓です。対応範囲内で窓種の変更や開口縮小が可能な場合もあります。

LIXIL公式製品ページを見る

ビル・マンション用の代表例

LIXIL PRO-SE・RF/RFS

集合住宅、店舗、学校、一般ビルなどに対応する改装用サッシです。建物ごとの要求性能やシール方式を確認して選定します。

LIXIL公式製品ページを見る

分譲マンションの場合

マンションの窓枠や窓ガラスは、共用部分として扱われることが多いため、個人の判断だけで交換できない場合があります。

まず管理規約を確認し、管理組合へ工事申請を行い、承認を受けてから工事を進めます。

従来工法との比較

カバー工法とはつり工法の違い

一番大きな違いは、既存の窓枠を残すか、枠ごと撤去するかです。

古い窓枠を残すカバー工法と窓枠ごと撤去するはつり工法の断面比較
カバー工法とはつり工法の違い(工法イメージ・サカベ作成)
カバー工法古い枠を残す
VS
はつり工法古い枠を撤去する

比較項目 カバー工法 はつり工法
既存窓枠 残して新しい枠で覆う ガラスと窓枠をすべて撤去する
壁の解体 原則として大きく壊さない 窓まわりの外壁・内装を解体する
工期 比較的短い 壁の復旧を含むため長くなりやすい
騒音・粉じん 比較的少ない 解体作業があるため多くなりやすい
開口寸法 新しい枠の分だけ少し狭くなる 元の開口寸法を確保しやすい
既存枠の劣化 状態によっては施工できない 古い枠や周辺下地を撤去・更新できる
費用 解体・復旧が少なく抑えやすい 解体・防水・外壁・内装復旧の費用がかかりやすい
向いている工事 壁を壊さず、短期間で窓性能を更新したい場合 枠や周辺下地の劣化が強く、開口部から作り直す必要がある場合

※工期・費用・開口寸法は、建物構造、窓の大きさ、既存状態、足場の有無、仕上げ材によって異なります。

工法の選び方

カバー工法とはつり工法、どちらを選ぶべき?

カバー工法が向いているケース

  • 壁やタイルをなるべく壊したくない
  • 工期や生活への影響を抑えたい
  • 窓の開閉不良やすきま風を改善したい
  • 断熱性・防音性・防犯性を高めたい
  • 既存枠と周囲下地が再利用できる状態

はつり工法を検討するケース

  • 既存枠の腐食や変形が著しい
  • 窓まわりの下地まで傷んでいる
  • 開口部を根本的に作り直す必要がある
  • 外壁改修や大規模リフォームと同時に施工する
  • カバー工法では必要性能を確保できない

サカベが現地調査で確認すること

  • 住宅用サッシか、ビル用サッシか
  • 既存枠の材質・形状・腐食・ゆがみ
  • 窓まわりの雨漏りや下地の状態
  • 新しい窓を固定できる強度があるか
  • 室内外の段差や完成後の開口寸法
  • 防火地域・準防火地域と必要な防火仕様
  • マンション管理規約や工事申請の有無
  • 利用できる補助金・助成金があるか

よくある質問

サッシのカバー工法Q&A

内窓とカバー工法は何が違いますか?

内窓は、既存窓の室内側へもう一つ窓を追加する工事です。カバー工法は、既存の外窓を取り外し、古い枠を残して新しい外窓へ交換します。

内窓は二重窓、カバー工法は外窓そのものの交換です。

どんな窓でもカバー工法で交換できますか?

すべての窓に施工できるとは限りません。既存枠の形状、腐食、ゆがみ、取付寸法、防火条件などによっては、別の工法をご提案する場合があります。

カバー工法で雨漏りも直りますか?

雨漏りの原因が既存サッシ周辺にある場合は、改善できる可能性があります。

ただし、外壁、屋上、上階バルコニーなど別の場所が原因の場合は窓交換だけでは解決しません。施工前の原因確認が重要です。

カバー工法をすると窓は狭くなりますか?

既存枠の内側へ新しい枠を取り付けるため、開口は多少小さくなります。小さくなる寸法は既存窓と採用商品によって異なるため、現地調査時に完成後の寸法をご説明します。

分譲マンションでも個人で窓を交換できますか?

マンションの窓は共用部分として扱われることが多いため、管理規約の確認と管理組合の承認が必要になるのが一般的です。承認を受ける前に発注・施工しないようご注意ください。

カバー工法は補助金の対象になりますか?

国の「先進的窓リノベ2026事業」では、性能基準を満たす対象製品を使用した外窓交換のカバー工法が補助対象になる場合があります。

東京都内では、東京都の高断熱窓に関する助成制度も利用できる可能性があります。商品決定や契約の前に対象条件を確認することが重要です。

まとめ

建物に合った「正しいカバー工法」を選ぶことが大切です

カバー工法は、古いサッシ枠を利用することで、壁を大きく壊さず新しい高性能窓へ交換できる工法です。

しかし、住宅用とビル用では、商品も施工方法も求められる性能も異なります。

既存枠に新しい枠が取り付けられるかだけでなく、建物構造、防水、風圧、防火、管理規約、補助金の対象条件まで確認することが重要です。

江戸川区で窓・サッシ交換をご検討中の方へ

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株式会社サカベへご相談ください

江戸川区で40年以上。住宅用サッシだけでなく、マンション・店舗・ビル用サッシも建物に合わせてご提案します。

利用できる補助金・助成金の確認から申請まで、株式会社サカベがサポートします。

お電話:03-5879-4366受付時間 平日9:00~17:00

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