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窓まわり工事

〖図解・4コマ〗窓の結露はなぜ起きる?温度・湿度・加湿器・換気と改善策|江戸川区

冬の朝、加湿器のそばで結露した窓ガラスを確認する女性のイメージ

住まいのお悩みシリーズ 第1回
窓の結露は、なぜ起きる?

写真風イメージ・サカベ作成

サカベが日本一わかりやすく解説

朝起きると窓がびっしょり。毎日拭いても、また翌朝には水滴が付いている……。

結露は、窓の故障だけで起きるものではありません。窓の表面温度・室内の湿度・給気と換気のバランスが崩れたときに起きる自然現象です。

この記事では、温度や「露点」の話、加湿器との関係、給気口と換気扇の役割、そして窓を改善する意味まで、写真・図解・4コマを使って説明します。

最初に結論

結露は「暖かく湿った空気」が「冷たい窓」で水滴になる現象です

空気は、温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができます。暖かい室内の空気が冷たい窓に触れて冷やされると、空気中に抱えきれなくなった水分が水滴へ変わります。

結露を減らす基本は、①湿気を増やしすぎない、②給気と換気で湿気を外へ出す、③窓の表面を冷えにくくするの3つです。

4コマで先に理解

毎朝の結露には、ちゃんと原因があります

窓の結露に気づき、加湿器と給気口を確認し、換気と内窓で改善する流れを示した4コマ

結露対策は「湿気・換気・窓」の3方向から考えます(イラスト・サカベ作成)
水滴を拭くことは必要。でも、それだけでは原因は変わりません

結露水を放置すると、パッキンのカビ、窓台や壁紙の傷みにつながることがあります。まず水滴を拭き取り、そのうえで「なぜ水滴が出るのか」を確認することが大切です。

原因を3つに分ける

窓の結露が起きる3つの条件

1

窓の表面が冷たい

外気でガラスやアルミサッシが冷やされ、室内側の表面温度が下がります。特に熱を伝えやすい古いアルミサッシや1枚ガラスは、冷えやすい傾向があります。

2

室内の水蒸気が多い

加湿器、室内干し、調理、入浴後の湿気、人の呼吸などで、室内の水蒸気量は増えていきます。

3

湿気が外へ出にくい

給気口を閉じている、換気扇のフィルターが汚れている、部屋を閉め切っているなど、空気が動きにくい状態では湿気が残りやすくなります。

この3つが重なると、窓に水滴が付きやすくなります。反対に、どれか1つだけでなく、3つを少しずつ改善すると結露を減らしやすくなります。

温度の話をやさしく

「露点」より窓が冷たくなると、水滴に変わります

暖かく湿った室内空気が冷たい窓に触れ、水蒸気から水滴へ変わる結露の仕組み
窓の表面温度が露点温度を下回ると、室内の水蒸気が水滴になります(図解・サカベ作成)

「露点」とは、空気中の水蒸気が水滴へ変わり始める温度です。言葉は難しく見えますが、考え方は簡単です。

室温 室内湿度 露点温度の目安 どうなる?
20℃ 40% 約6℃ 窓表面が約6℃以下になると結露しやすい
20℃ 50% 約9℃ 窓表面が約9℃以下になると結露しやすい
20℃ 60% 約12℃ 窓表面が約12℃以下でも結露しやすい

※露点温度は目安です。温湿度計の精度、窓の位置、カーテン、暖房、外気温などによって実際の状態は変わります。

同じ室温20℃でも、湿度が高いほど結露しやすくなります

室温だけを見ていても結露の原因は分かりません。温度と湿度をセットで確認し、さらに窓の表面がどれほど冷えているかを見る必要があります。

乾燥対策との両立

加湿器を使うと結露しやすい?

加湿器が悪いわけではありません。ただし、窓が冷たいまま室内の水蒸気を増やすと、露点温度が上がり、結露しやすくなります。

確認したい使い方

  • 温湿度計を見ながら加湿する
  • 窓のすぐ近くへ置かない
  • 就寝中の連続運転を見直す
  • 結露が出る日は加湿量を下げる
  • 部屋ごとの温度差も確認する

湿気が増えやすい状態

  • 加湿器と室内干しを同時に行う
  • 浴室のドアを開けたままにする
  • 調理後も換気扇をすぐ止める
  • 開放型の石油・ガス暖房を使う
  • 給気口と換気扇を止めている
「湿度60%なら必ず安心」とは限りません

一般的に室内湿度は40~60%がひとつの目安とされますが、外が寒く、窓の表面温度が低ければ、60%より低くても結露することがあります。窓に水滴が出る場合は、ご自宅の窓と外気温に合わせて加湿量を調整してください。

換気扇だけでは足りない場合も

結露対策は「給気」と「換気」のバランスが重要

給気口から新鮮な空気を取り入れて換気扇から湿気を排出する状態と、給気口を閉じて湿気がこもる状態の比較
排気するには、外から新しい空気が入る道も必要です(図解・サカベ作成)

換気扇は室内の空気を外へ出します。しかし、給気口が閉じていたり、家具やカーテンでふさがれていたりすると、想定どおりに空気が流れない場合があります。

給気=新しい空気の入口、換気=湿った空気の出口

24時間換気を止めず、給気口を開け、フィルターの汚れも確認しましょう。窓を短時間開ける場合も、1か所だけではなく、空気の入口と出口を意識すると効率よく入れ替えやすくなります。

ただし、換気だけですべての結露が解決するとは限りません。窓そのものが非常に冷えている場合は、湿度を下げても水滴が残ることがあります。その場合は、窓の断熱性能も一緒に確認します。

まずはここから

今日からできる結露対策7項目

  1. 温湿度計を置く
    感覚ではなく、結露した朝の室温と湿度を記録します。
  2. 結露水を早めに拭く
    窓台、パッキン、壁紙へ水分を残さないようにします。
  3. 給気口を確認する
    閉まっていないか、家具やカーテンでふさいでいないか確認します。
  4. 24時間換気を止めない
    換気扇と給気口のフィルターも定期的に掃除します。
  5. 加湿器を窓から離す
    窓へ蒸気が直接向かわない位置に置き、加湿量を調整します。
  6. 室内干し・入浴・調理の湿気を排出する
    発生した場所に近い換気扇を使い、湿気を家全体へ広げないようにします。
  7. 窓の断熱を検討する
    生活習慣を見直しても改善しにくい場合は、内窓・ガラス交換・窓交換を比較します。

根本的な改善を考える

結露改善で窓を最初に見直したい理由

窓は、壁や天井と比べて外気温の影響を受けやすく、室内側の表面温度が下がりやすい場所です。窓を断熱すると、暖かく湿った空気が触れる室内側の表面を冷えにくくできるため、結露を抑えやすくなります。

内窓を設置

今ある窓の室内側にもう1つ窓を設置します。窓と窓の間に空気層ができ、室内側の窓が冷えにくくなります。

ガラスを交換

既存サッシを利用して、断熱性能の高いガラスへ交換できる場合があります。枠部分の結露は残る可能性があります。

窓全体を交換

カバー工法などで窓枠とガラスをまとめて新しくします。既存窓の状態や必要性能に合わせて検討します。

サカベのおすすめ候補

LIXIL 内窓「インプラス」

インプラスは、今ある窓の内側へ設置する樹脂製の内窓です。既存窓との間に生まれる空気層と、アルミより熱を伝えにくい樹脂枠によって、外気温の影響を受けにくくします。

ただし、室内外の温度差が大きい場合や室内湿度が高い場合など、条件によっては内窓や外窓に結露が発生することがあります。内窓は結露を軽減する有効な方法ですが、「必ずゼロになる工事」ではありません。

結露を100%なくせるとは限りません

断熱性の高い窓でも、加湿しすぎ、換気不足、極端な外気温、カーテンで窓まわりの空気が動かない状態などが重なると結露することがあります。サカベでは、窓だけでなく、お部屋の使い方や換気状況もお聞きして改善方法を考えます。

対策を選ぶ前に

結露の出方を写真で残しておくと、原因を考えやすくなります

撮影しておきたい場所

  • 窓全体
  • ガラスとサッシ枠の水滴
  • 窓台・壁紙・カーテンの状態
  • 加湿器や暖房器具との位置関係

一緒に確認したい情報

  • 結露した時間帯
  • そのときの室温と湿度
  • 戸建て・マンション
  • 窓の方角とお部屋の用途

よくある質問

窓の結露Q&A

加湿器を使わなければ結露しませんか?

加湿器を止めても、室内干し、調理、入浴、人の呼吸などで水蒸気は発生します。また、窓の表面温度が非常に低ければ、湿度がそれほど高くなくても結露する場合があります。

24時間換気を回しているのに結露するのはなぜですか?

給気口が閉じている、フィルターが汚れている、窓の断熱性が低い、加湿量が多いなどが考えられます。換気扇だけでなく、空気の入口と湿気の発生量も確認します。

カーテンを閉めると結露しやすくなりますか?

厚いカーテンを閉め切ると、暖房の熱が窓へ届きにくくなり、窓とカーテンの間に湿った空気がこもる場合があります。カーテンが窓へ密着していないか、空気が動く隙間があるかを確認してください。

内窓を付ければ結露は完全になくなりますか?

室内側の窓が冷えにくくなるため、結露軽減が期待できます。ただし、室内湿度や外気温などの条件によっては、内窓や既存の外窓に結露が発生する場合があります。

マンションにも内窓を取り付けられますか?

室内側の専有部分へ設置できる場合が多いですが、窓枠の奥行き、カーテン、家具、管理規約などの確認が必要です。現地調査で取付条件を確認します。

次回予告

第2回は「暖房しても足元が寒いのはなぜ?」

窓辺で冷やされた空気が足元へ流れる「コールドドラフト」と、すきま風との違いを、実験イメージと図解で分かりやすく解説します。

東京都江戸川区を中心に対応

毎朝の結露、窓から見直してみませんか?

株式会社サカベでは、室内の温湿度、窓の種類、結露の出方を確認し、内窓・ガラス交換・窓交換から適した方法をご提案します。

江戸川区はもちろん、江東区・葛飾区・市川市など近隣地域もご相談ください。

参考・関連情報

掲載内容は2026年10月3日時点の情報です。商品の仕様、補助制度、施工条件は変更される場合があります。

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